ホーチミン市にやってきました。

ふむにちわ、
ふむベトひとり編集長、ゾースケです。
いつまでひとりなのか、ちょっと怖いです。

いまぼくは、ホーチミン市にいます。
ふむベトが始まって以来はじめて、ベトナムにいます。
えー!そうなの!?
そうなんです。
くわしくはここでは書きませんが、
知りたい人は、ふむベトにとっては結構大きな転換期かもしれないという話を見てください。

さて、
現在ホーチミン市は乾季です。
気温もそんなに高くないので、過ごしやすいです。
とはいっても、
ぼくが日本を発った日、日本は気温が3度だったので、
30度近い気温差に少しバテ気味です。

前回ホーチミン市に来たのは6年前なので、
その頃とは大きく変わっているはずなのですが、
その時は三日ほどの滞在だったし、
ぼくも三十路を前に、ちょっと前の記憶がすっかり抜けるようになっているので、
どこが大きく変わったのか、判断がむずかしいところです。
しかし、
Xe ôm セーオム(バイクタクシー)のおっちゃんによると、
「6年前と今とじゃ、えらい違いだよ!
 ホーチミンはベトナムでいちばん、移り変わりが激しいからよ!」
とのこと。
具体的にどう変わったのか聞いてみると、
苦虫を噛みつぶしたような顔をして運転に集中しはじめたおっちゃんですが、
やはり、変わったのでしょう。
ビルが、多くなりました。
物の値段が高くなりました。
空気は汚れているのかしら。
人のこころは、変わっていないのかしら。

ぼくにパッとわかるのは正直なところ、
ビルと、物価くらいです。
個人的にひとつ、はっきりとわかったのは、
自分がさみしがり屋になったということでしょうか。
学生のころは、ひとりでも、いろんな場所へ観光へ出かけたものですが、
今はなぜか、そんな気もおきません。
ひとりで観光したって、つまらんしなぁ。
せっかく来たけど、観光は、ちょっとなぁ。という感じです。

これはおそらく、ぼくを取り巻く環境が、
昔と今とで違っているからだと、確信に近いものを感じています。
それは、家庭の有無です。
結婚して、子供ができてから、
どこへ遊びにいくにも妻と息子と一緒でした。
「遊ぶ」という体験の場にいてほしいメンバーが増えていて、
減るということが考えられないようになったのかもしれません。
考えると恐ろしいことが、
異国の地で、現実の話になっているのです。
これは、期間限定とはいえ、ずいぶんとさびしい気持ちです。

とはいえ、そうも言っていられません。
昔と今とで違っていることが、もうひとつあります。
それは、「彼」の存在です。
もちろん、連れてきていますよ!
ふむ吉さん、お呼びですよ!

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ふむにちわ!
おいらだふむ!

なんだかベトナムっぽさが微塵もありませんが、
間違いなく、ホーチミン市のアパートの一室で撮ったものです。

しっぽが折れるのがいやだったので、
手荷物にいれて機内に持ち込みました。
しっぽは折れませんでしたが、
緩衝材でぐるぐるまきにしたふむ吉さんを
X線検査であけろと言われたときには心が折れました。

困難をともに乗り越えた彼とぼくは、
かたい絆でむすばれた運命共同体です。
もう、どこへ行くのも一緒だふむ!

というわけでいま、ホーチミン市にいます。
当面の活動は、保育所まわりになりそうです。
家族を安心して呼べる環境を整えること、
これが優先順位トップのテーマです。

南部ことばが聞きとれなくてドキドキしているぼくですが、
家族でくらすということを、ベトナムの今を、
そしてしばらくはひとり観光を、お伝えしていきます。

おしまいに、今日の晩ごはんを。

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アパート近くのローカル食堂の、Bún です。
トップ画像の、Quán BÁC HIỀN 「ヒエンおばちゃんの食堂」です。
一人前、二万ドンなり。

それでは、またお会いします。
ふむやすみ!

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