意味・使い方
-
十。九の次、十一の前に位置し、数量が10であることを表す基数詞。
用法: 名詞の前では mười người(10人)のように数量を示し、thứ mười では順序の10番目を表します。mươi は別語です。
-
Lớp này có mười học sinh.
このクラスには生徒が10人います。
-
Số mười đứng sau số chín và trước số mười một.
10は9の次、11の前にあります。
文型
-
mười +[数える対象を表す名詞、または類別詞 + 名詞]
名詞句の前に置き、対象が正確に10あることを示します。対象に類別詞が必要な場合は、mười の後に類別詞を置きます。
-
Cô ấy mua mười quyển vở cho em trai.
彼女は弟のためにノートを10冊買いました。
-
-
thứ + mười(10番目)
thứ を前に置いて、順序が10番目であることを示します。回数では lần thứ mười のように使います。
-
Đây là lần thứ mười tôi đến Hà Nội.
私がハノイに来るのは、これで10回目です。
-
-
慣用句
mười phân vẹn mười
完全無欠で、どの点にも不足がないこと。
直訳: 十の部分が、十すべて完全にそろう。
用法: 人物や物事を申し分なく評価する文語的な言い方です。
một chín một mười
二者がほぼ同等で、優劣や差がほとんどないこと。
直訳: 一方は九、もう一方は十。
用法: 二者の能力・品質・状況などを比べるときに使います。
chín bỏ làm mười
細かな不足や過ちを大目に見て、互いに許し合うこと。
直訳: 九を捨てて、十とする。
用法: 小さな行き違いを責め立てず、関係を保つために譲る場面で使います。
năm thì mười họa
ごくまれにしか起こらないこと。
直訳: 五度か十度に、あるかないか。
用法: 出来事や訪問などの頻度が非常に低いことを、くだけた調子で述べます。
học một biết mười
一つ学ぶだけで多くを推し広げて理解できるほど、のみ込みが早いこと。
直訳: 一つ学んで、十を知る。
用法: 理解が早く、一つの知識から多くを推論できる人を評価するときに使います。
tay năm tay mười
何本もの手があるかのように、非常に手早く忙しく立ち働くこと。
直訳: 手が五本、手が十本あるように。
用法: 一人または複数人が非常に手早く立ち働く様子を、話し言葉で表します。
một mất mười ngờ
物を一つなくすと、多くの人を疑ってしまうこと。
直訳: 一つ失うと、十の疑いが生じる。
用法: 物がなくなったことで周囲の人を次々と疑ってしまう、疑心暗鬼の状態を表します。根拠のない疑いを戒める文脈でも使われます。
chín người mười ý
人が多いほど意見が分かれ、合意をまとめにくいこと。
直訳: 九人いて、十の意見がある。
用法: 会議や共同作業で各人の考えが異なり、話がまとまりにくい場面で使います。
mười người mười dạ
人が十人いればそれぞれ考えや気持ちが異なり、心を一つにしにくいこと。
直訳: 十人いれば、十通りの心がある。
用法: 集団の考えや意向が人それぞれ異なることを述べる固定表現です。
ことわざ
mười ngón tay có ngón dài ngón ngắn
同じ集団の中にも違いがあり、誰にでも長所と短所があるということ。
直訳: 十本の指には、長い指も短い指もある。
用法: 人それぞれの違いや長所・短所を受け入れ、機械的な同一性を求めない文脈で使います。
mười voi không được bát nước xáo
大げさに言い立てたり大きく構えたりする割に、実際の成果がほとんどないこと。
直訳: 十頭の象がいても、煮汁一杯さえ得られない。
用法: 大げさな約束や派手な準備に対して、成果が乏しいことを皮肉る表現です。
mười năm trồng cây, trăm năm trồng người
人を育てるには、木を育てる以上に長い時間と粘り強い努力が必要だという教え。
直訳: 木を育てるには十年、人を育てるには百年。
用法: 教育や人材育成は長期的な仕事だと強調する場面で使います。