già

意味・使い方

  1. 性質や状態などを表す語
    相手や場面によって不自然または失礼になり得るため、使用時に注意が必要な表現。

    年を取った。人・動物・植物が成長後の老いた段階にあることを表す。

  2. 性質や状態などを表す語

    年上に見える。実年齢より老けた外見や様子を表す。

  3. 性質や状態などを表す語

    育ち切った・熟しすぎた。農作物や果実が十分に成熟し、場合によっては食べ頃を過ぎた状態を表す。

  4. 性質や状態などを表す語

    かなり強い。温度・濃さなどが普通または適度な水準を少し上回ることを表す。

  5. 性質や状態などを表す語

    やや進みすぎた。加熱・日照・加工などの工程が標準より少し長く、または強く進んだことを表す。

  6. 性質や状態などを表す語

    少し超える。数量表現の前に置かれ、示した基準量をわずかに上回ることを表す。

  7. 性質や状態などを表す語

    多めに量る。はかりや計量行為が実際より大きい値を示すことを表す。

  8. 性質や状態などを表す語

    熟練した。長く経験を積み、手際や判断に習熟していることを表す。

  9. 動詞・形容詞・文などに時間、程度、否定などを加える語
    話し言葉で使われやすい表現。

    つけ上がって強く出る。相手が譲るのをよいことに、要求や態度をさらに強める口語用法。

  10. 人・物・場所・事柄・概念などを表す語

    年長者・老人。年を取った人を名詞として指す。

  11. 漢越語・漢字起源の語。ベトナム音化または古音の場合は[ ]を付し、漢越語以外の成分が混ざる場合は*で表します。
    人・物・場所・事柄・概念などを表す語
    現代語では通常用いない古語。現代の書き言葉で使われる表現。宗教・民間信仰に関する専門語。現代の一般的な使用では頻度が低い表現。

    仏寺。古い文章で già lam の略として寺院を指す。

  12. 話し手・聞き手・第三者など、人を指す語
    話し言葉で使われやすい表現。家族、友人など親しい間柄で用いる表現。現代の一般的な使用では頻度が低い表現。

    年寄りの私・年長のあなた。年長者が親しい相手に自称したり、年長者を呼んだりする呼称用法。

  13. 親族関係を表し、呼称としても使われる語
    地域差は確認されているが、特定地域までは確定していない方言用法。現代の一般的な使用では頻度が低い表現。

    母の姉。母親より年長の姉妹を指す親族呼称。

補足情報

反義語

  • 人や生物の年齢では「若い」と対になる。作物の成熟度には non を用いる。

参照語

  • 物一般の「古い」は cũ で表し、già は生物の老齢や成熟・程度などに用いる。


ことわざ

  • già néo đứt dây

    締め付けすぎれば綱が切れる。相手を追い詰めすぎると、関係や物事が壊れるという戒め。

    直訳: 締めすぎれば縄が切れる。

    用法: 要求・統制・交渉を度を越して強めると逆効果になる場面で使う。

  • gừng càng già càng cay

    ショウガは古いほど辛い。年長者は経験を積むほど知恵や力量が増すというたとえ。

    直訳: ショウガは古いほど辛い。

    用法: 経験を重ねた人の判断力や腕前を肯定的に評価する場面で使う。

  • tre già măng mọc

    竹が老いればタケノコが伸びる。世代が交代し、若い世代が後を継ぐことのたとえ。

    直訳: 竹が老いればタケノコが伸びる。

    用法: 人材・家族・社会の世代交代を自然な流れとして述べる。