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Bazil

肉を食べる際には欠かせない香草のひとつ

バジル

Ocimum-basilicum

Bazil

Rau húng quế
Rau húng giổi
Rau húng chó
Rau é quế
Rau quế

イタリア原産のバジリコとは近縁種であるが、
本種は東南アジア原産のものである。
独特の強い香りと風味を持つシソ科の多年草で、
ベトナムでは数多くある香草のひとつ。
茎や葉の付け根が赤みがかっているので見分けやすい。
quế(シナモン)に風味が似ていることからこう呼ばれる。
ベトナムのものはヨーッロッパのものに比べて香りが弱く、
ソーセージや豚の内臓、血のにこごりやアヒル肉と一緒に食されることが多い。
もちろんその他の料理でも多用され、食卓でも登場頻度は高い。

種子に含まれるグルコマンナンは、
水分を含むと約30倍に膨張してゼリー状になる性質があり、
この特徴を利用してタピオカのようにデザートに使われる。
食物繊維を豊富に含んでいるので、
ダイエット食品として女性にはうれしい食べ物である。

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