chú

意味・使い方

  1. 親族関係を表し、呼称としても使われる語

    父方のおじ。父の弟を指し、親族関係を表す名詞として呼びかけにも使う。

  2. 人を数えたり、集団や立場を示したりする語

    おじさん。子どもや年下の話し手が、叔父の世代とみなす成人男性を親しみと敬意を込めて指す。

  3. 人を数えたり、集団や立場を示したりする語

    男の子。子どもの男の子を、愛情や親しみを込めて指す。

  4. 人を数えたり、集団や立場を示したりする語

    若い男性。年長者側の視点から、若い男性を限られた名詞句で親しみを込めて指す。

  5. 話し手・聞き手・第三者など、人を指す語

    あなた/おじさん。子ども・年下の人が、叔父の世代とみなす成人男性を直接呼ぶ二人称。

  6. 話し手・聞き手・第三者など、人を指す語

    おじさん/私。成人男性が、子ども・かなり年下の相手に親しみを込めて自称する一人称。

  7. 話し手・聞き手・第三者など、人を指す語

    君/弟分。年長の男性、または夫の弟に対する女性が、年下の成人男性を親しみや立場を込めて呼ぶ。

  8. 人・物・場所・事柄・概念などを表す語

    動物への親称。物語や子ども向けの語りで、動物を人のように扱い、親しみや軽いユーモアを添えて指す。

  9. 漢越語・漢字起源の語。ベトナム音化または古音の場合は[ ]を付し、漢越語以外の成分が混ざる場合は*で表します。
    人・物・場所・事柄・概念などを表す語
    宗教・民間信仰に関する専門語。伝統的な慣習・芸能・文化的文脈に結び付く使い方。

    呪文。儀礼・信仰・物語で唱える、霊的な力をもつとされる定型的な言葉。

  10. 漢越語・漢字起源の語。ベトナム音化または古音の場合は[ ]を付し、漢越語以外の成分が混ざる場合は*で表します。
    動作、変化、行為などを表す語
    宗教・民間信仰に関する専門語。伝統的な慣習・芸能・文化的文脈に結び付く使い方。

    呪文を唱える。儀礼や伝承の場面で、呪文を口にする動作を表す限定的な動詞。

  11. 漢越語・漢字起源の語。ベトナム音化または古音の場合は[ ]を付し、漢越語以外の成分が混ざる場合は*で表します。
    動作、変化、行為などを表す語

    注記する。語の意味・読み方などを本文に補い、内容を分かりやすくする。

補足情報

関連語

  • 親世代の年齢対照。chú は父の弟、bác は父母より年上のきょうだいなど親世代の年長者を指す。

  • 父方・母方のおじの比較。chú は父の弟、cậu は母の男きょうだいを指す。

  • 父方きょうだいの性別対照。chú は父の弟、cô は父の姉妹を指す。

  • 配偶関係の比較。chú は父の弟本人、thím はその妻を指す。

  • 世代方向を反転した関係。年下側から叔父世代の男性へは chú、その男性側から甥・姪や年下の相手へは cháu を用いる。


ことわざ

  • Chết cha còn chú, chết mẹ bú dì

    親を失っても、父方の叔父や母方のおばなど近い親族が子を支えるという、親族扶助の考え。

    直訳: 父が死ねば叔父が残り、母が死ねば母方のおばの乳を飲む。

    用法: 古い家族観を伝える表現で、死や授乳を直接述べる強い言い方。現代の家族関係を一律に規定するものではない。

    関連語義: 語義1

  • Con chú con bác có gì khác nhau

    父方の叔父・伯父の子どうしは隔てのない近い親族で、きょうだい同様に扱うべきだ。

    直訳: 叔父の子と伯父・伯母の子に、どんな違いがあるのか。

    用法: 父系親族の結び付きを強調する伝統的なことわざ。地域や現代の家族関係にそのまま当てはめる必要はない。

    関連語義: 語義1

歌由来表現

  • Chú voi con ở Bản Đôn

    子ゾウを親しみを込めて呼び、Bản Đôn の象文化を想起させる有名な児童歌の一句。

    直訳: Bản Đôn にいる子ゾウさん。

    用法: 同名の歌を指したり、その親しみ深いイメージを喚起したりするときに使う。一般の動物分類名ではない。

    関連語義: 語義8