意味・使い方
-
まずまずよい、かなりよい。能力・品質・状態などが平均を少し上回り、受け入れられる程度にある。
用法: khá hơn+比較対象/trướcで「〜よりよい・以前より改善した」と比較できる。後ろの別の形容詞・状態動詞を修飾する場合は程度副詞の用法。
-
Tay nghề của anh ấy đã khá, nhưng vẫn cần thêm kinh nghiệm.
彼の腕前はもうまずまずだが、まださらに経験が必要だ。
-
Sau một tuần nghỉ ngơi, sức khỏe của bà đã khá hơn trước.
一週間休んだ後、彼女の健康状態は以前よりよくなった。
文型
-
〈対象〉 khá hơn 〈比較対象/以前〉
対象の状態・能力・働きが、比較対象または以前の状態よりよいことを示す。hơnが比較関係を作り、khá自体を他動的な「改善する」とは扱わない。
-
Tình hình giao thông sáng nay khá hơn hôm qua.
今朝の交通状況は昨日よりよい。
-
Sau khi thay pin, chiếc máy chạy khá hơn trước.
電池を交換した後、その機械は以前よりよく動くようになった。
-
-
-
評価区分の「良・上位中程度」である。学校の成績などでtrung bìnhより上、giỏiより下の段階を表す。
用法: 制度や組織によって区分名・基準は異なり得るため、単なる「かなりよい」と同一視せず、loại/mứcとともに分類名として読む。
-
Lan được xếp loại khá trong học kỳ vừa rồi.
ランは前学期に「khá」の評価区分に入った。
-
Bài kiểm tra của Nam đạt mức khá, chưa đến mức giỏi.
ナムのテストは「khá」の水準に達したが、「giỏi」の水準にはまだ届いていない。
よく使う組み合わせ
-
xếp loại khá
成績・成果を「khá」の評価区分に判定する
用法: 教育・試験・審査の分類で使う。単に「かなりよい」と程度を述べるのではなく、loại kháという区分に入れることを表す。
-
-
かなり、わりと。程度をもつ形容詞・状態動詞の前に置き、非常にまでは達しないが相対的に高い程度を表す。
用法: 肯定的な性質にも負担・不安などにも使える。通常はhơiより強くrấtより弱いが、実際の強さは文脈と発話の調子で変わる。
-
Căn phòng khá yên tĩnh vào buổi sáng.
その部屋は朝にはかなり静かだ。
-
Con đường lên đèo khá dốc sau khúc cua này.
峠へ上る道は、この曲がり角の先ではかなり急だ。
文型
-
khá+〈程度をもつ形容詞・状態動詞〉
後続述語の尺度を、平均より高いが「非常に」までは達しない程度に置く。肯定的・否定的な性質のどちらにも使える。
-
Bộ phim này khá thú vị dù nhịp kể hơi chậm.
この映画は、物語のテンポが少し遅いものの、かなり面白い。
-
Tôi khá lo khi chưa nhận được tin của em.
私は君からまだ連絡を受けていないので、かなり心配している。
-
-
khá là+〈程度をもつ形容詞・状態動詞〉
会話でkháの程度評価をやや際立たせる形。ここでlàは名詞を同定するコピュラではなく、後続する性質・状態を導く口語的な要素。
-
Quán này khá là đông vào tối thứ bảy.
この店は土曜の夜にはかなり混んでいる。
-
Cách giải thích ấy khá là dễ hiểu.
その説明の仕方はかなり分かりやすい。
-
-
-
〜すべきだ、〜するがよい。古い文体で動詞の前に置き、命令・勧告・当然性を示す。
用法: 現代の通常会話では古風に響き、一般にはnên・hãyなどを用いる。程度を表す現代のkháとは文法機能が異なる。
-
Ngươi khá giữ trọn lời đã hứa.
そなたは約束した言葉を最後まで守るがよい。
-
Các con khá nhớ lấy điều cha dặn.
子らよ、父の言いつけを心に留めるがよい。
文型
-
khá+〈実行を促す動詞句〉
古語・文語で、聞き手や一般の行為者に「〜するがよい/〜すべきだ」と促す。現代口語の程度副詞kháとは置き換えられない。
-
Ngươi khá nói thật, chớ giấu điều chi.
そなたは真実を述べ、何事も隠してはならない。
-
Kẻ sĩ khá giữ lòng ngay thẳng.
士たる者は、まっすぐな心を保つがよい。
-
-
-
〜するに値する。古い文体でkhen・tráchなどの評価動詞の前に置き、称賛・非難などに値すると述べる。
用法: 現代語では主に古典的・文学的な響きを伴う。後続語が評価内容を担い、kháはその評価に値するという話者判断を示す。
-
Khá khen người học trò ấy biết nhận lỗi.
自分の過ちを認めたあの生徒は、まことに褒めるに値する。
-
Khá trách kẻ đã phụ lời thề.
誓いを裏切った者は、まことに責められてしかるべきだ。
文型
-
khá+〈称賛・非難・同情などの評価動詞〉
古語・文語で、対象が後続する評価に値すると述べる。命令ではなく話者の価値判断であり、khen・trách・thương・chêなど限られた評価語と結び付く。
-
Khá thương người mẹ một mình nuôi con.
一人で子を育てるその母親は、なんとも気の毒だ。
-
Khá chê kẻ chỉ biết nhận công về mình.
手柄を自分のものにすることしか考えない者は、まことに非難されてしかるべきだ。
-
-
補足情報
ことわざ
Gò má làm khá người ta
頬骨が高い人は裕福になる、とする民間の人相観を表すことわざ。
直訳: 頬骨が人を裕福にする。
用法: 外見と運勢を結び付ける伝統的な俗信を述べる表現で、現代の事実的判断として用いるものではない。
関連語義: 語義1
Mồ mả làm khá người ta
祖先の墓所がよい場所にあれば子孫が栄える、とする墓相・風水上の俗信を表すことわざ。
直訳: 墓が人を裕福にする。
用法: 祖先の墓と子孫の繁栄を結び付ける伝統的な俗信を述べる表現で、現代の因果関係を事実として述べるものではない。
関連語義: 語義1
Cha muốn cho con hay, thầy mong cho trò khá
親は子が立派になることを、師は弟子がよく成長することを願う、という教育への期待を述べることわざ。
直訳: 父は子がよくなることを望み、師は弟子が立派になることを願う。
用法: 親や教師が子ども・学習者の成長を願うことを肯定的に述べる伝統的な表現。
関連語義: 語義1
Vườn rộng chớ khá trồng tre là ngà, nhà rộng chớ chứa người ta ở cùng
場所に余裕があっても、後で面倒や不和の種になり得るものを安易に抱え込むな、という生活上の戒め。
直訳: 庭が広くても、ある種の竹を植えるな。家が広くても、他人を同居させるな。
用法: 古い語法を含むことわざ。前半は庭、後半は家の同居を例に、余裕があることだけを理由に不用意な選択をしないよう戒める。
関連語義: 語義4
Cười người chớ khá cười lâu, cười người hôm trước hôm sau người cười
他人をいつまでもあざ笑ってはいけない。今日は人を笑っても、後には自分が笑われるかもしれないという戒め。
直訳: 人を笑うなら長く笑うな。先に人を笑えば、後には人が自分を笑う。
用法: 他人の失敗を長く嘲笑しないよう戒める古いことわざで、前半の khá は現代の程度副詞とは異なる古い用法。
関連語義: 語義4
Mồ côi cha còn khá, mồ côi mẹ lót lá mà nằm
父を失っても母がいればまだ暮らしを保ちやすいが、母を失うと子が厳しい境遇に置かれやすい、という昔の家族観を表すことわざ。
直訳: 父を亡くした孤児ならまだましだが、母を亡くした孤児は葉を敷いて寝る。
用法: 伝統的な家族内の養育役割を背景にした表現で、現代の家庭に一律に当てはまる事実として扱わない。
関連語義: 語義1
Thả chim thả cá, không khá cũng giàu
鳥や魚を放生すれば徳を積み、福を得て豊かになれるという民間信仰的なことわざ。
直訳: 鳥を放し魚を放せば、裕福でなくても金持ちになる。
用法: 放生と福・財運を結び付ける伝統的な信仰を背景にした表現で、現代の因果関係を事実として述べるものではない。
関連語義: 語義1