không

意味・使い方

  1. 動詞・形容詞・文などに時間、程度、否定などを加える語

    後続する動作・状態・性質・存在・判断を否定して、「〜ない/〜ではない」と表す。

  2. 漢越語・漢字起源の語。ベトナム音化または古音の場合は[ ]を付し、漢越語以外の場合は・で表します。
    動詞・形容詞・文などに時間、程度、否定などを加える語

    仕事やすることがなく、何もせずにいる。

  3. 漢越語・漢字起源の語。ベトナム音化または古音の場合は[ ]を付し、漢越語以外の場合は・で表します。
    動詞・形容詞・文などに時間、程度、否定などを加える語

    代金・見返りを取らず、ただで与える。

  4. 丁寧さ、確認、念押し、感情などを加える語

    文末または肯否疑問構文で、命題が正しいかどうかを尋ねて「〜ですか」と表す。

  5. 呼びかけ、応答、驚きなどを表す語

    質問・提案・主張に対し、単独で「いいえ/いや」と否定または拒否する。

  6. 漢越語・漢字起源の語。ベトナム音化または古音の場合は[ ]を付し、漢越語以外の場合は・で表します。
    一、二、三などの数量を表す語

    数値・数量・得点として0(ゼロ)を表す。

  7. 漢越語・漢字起源の語。ベトナム音化または古音の場合は[ ]を付し、漢越語以外の場合は・で表します。
    性質や状態などを表す語

    容器・場所・手などについて、中身・持ち物・備えがなく「空の/手ぶらの」と表す。

  8. 漢越語・漢字起源の語。ベトナム音化または古音の場合は[ ]を付し、漢越語以外の場合は・で表します。
    性質や状態などを表す語

    通常添える物・具・調味などを付けず、「それだけの/何も加えていない」と表す。

  9. 漢越語・漢字起源の語。ベトナム音化または古音の場合は[ ]を付し、漢越語以外の場合は・で表します。
    場所、方向、起点など、語や句の関係を示す語

    中心名詞の後に置かれ、通常あり得る後続成分がないことを「〜なしの」と関係づける。

  10. 漢越語・漢字起源の語。ベトナム音化または古音の場合は[ ]を付し、漢越語以外の場合は・で表します。
    人・物・場所・事柄・概念などを表す語

    地面から離れた空中・上空。

  11. 漢越語・漢字起源の語。ベトナム音化または古音の場合は[ ]を付し、漢越語以外の場合は・で表します。
    人・物・場所・事柄・概念などを表す語
    現代の書き言葉で使われる表現。宗教・民間信仰に関する専門語。

    仏教で、物事に固定的な実体がないこと、またその「空」という概念。

  12. 語・句・文をつなぎ、関係を示す語

    前の指示・条件が実現しない場合の結果を導き、「そうでなければ/さもないと」と表す。

  13. 語・句・文をつなぎ、関係を示す語

    không chỉ/không những … mà còn … の相関構文で、「〜だけでなく…も」と追加を表す。

  14. 語や文の一部を取り立てたり、強調したりする語
    話し言葉で使われやすい表現。

    口語で形容詞の後に置き、驚きや感嘆を伴って「とても/なんて〜だ」と程度を強める。

補足情報

反義語

  • 否定対肯定、非存在対存在、no対yesの軸では対立するが、không の全語義に一律の対義語ではない。

参照語

  • chưa は将来の成立可能性を残す「まだ〜ない」と完了相質問を表し、一般否定の không と対比して学ぶ。


慣用句・ことわざ

  • tay không bắt giặc

    手段も準備もないまま大きな仕事を成し遂げようとする

    用法: 文字どおりの素手だけでなく、資金・道具・準備がないのに困難な目標へ挑むことを批評する固定比喩。

  • có còn hơn không

    ないよりは、少しでもあるほうがよい

    用法: 比較判断全体が固定化した格言的表現。裸形 không に独立した「ないよりまし」senseを作らない。

  • không có lửa sao có khói

    火のない所に煙は立たない;うわさには何らかの原因がある

    用法: 表面の存在否定から因果推測へ広がる格言。事実の真偽を無条件に保証する表現ではない。