モロ

  • URLをコピーしました!

Vietnam Foodspedia

Lajang scad

モロ

トマトと煮込んでおかずに、発酵させてヌックマムに。

学

Decapterus macrosoma Bleeker, 1851Decapterus afuerae Hildebrand, 1946(Decapterus macrosoma の学術的異名です。)

和

モロ

英

Lajang scad(FAOの漁業調査資料で本種に用いられる英名です。)Shortfin scad(FAOの魚類同定ガイドなどで用いられる英名です。)

越

Cá nục thuônCá nục chuối(cá nục thuôn と同義の呼称です。)

どんな食材?

モロは、アジ科ムロアジ属の海水魚 Decapterus macrosoma。ベトナムでは cá nục thuôn と呼ばれる。体高が低く、細長くほぼ丸みのある体つきで、背側は金属光沢のある青色、腹側は銀白色。鰓ぶたの上縁近くには小さな黒斑がある。

2つあるせびれ(背鰭)のうち後方のものと、腹側後方のしりびれ(臀鰭)のさらに後ろには、それぞれ本体の鰭から離れた小さな鰭(小離鰭)が1つある。尾鰭は深く二叉し、透明感のある色からくすんだ色。その他の鰭はおおむね淡色。群れで泳ぐ小型の浮魚。

ベトナムでの使われ方

ベトナムでは鮮魚を煮魚にする使い方があり、例えば cá nục thuôn kho cà chua(モロのトマト煮)では、ぶつ切りの魚をココナッツウォーターとトマトの煮汁で煮込む。

本種は鮮魚料理のほか、缶詰や乾燥品にも加工される。cá nục thuôn(cá nục chuối)はヌックマムの原料にもなる。

見分け方

よく似た Decapterus macarellus(Mackerel scad)とは、頭頂部の鱗と上あごの後ろ端の形が識別点。モロでは頭頂部の鱗が前方へ伸びても瞳孔の後縁を越えず、上あごの後ろ端は上側がくぼみ、下側が丸く張り出す。D. macarellus では頭頂部の鱗が瞳孔の前縁まで達し、上あごの後ろ端は上側がほぼ直線で、後端全体が前下方へ傾く。両種とも細長い体と鰓ぶた上部の黒斑をもつため、体色だけでの識別は避けたほうが確実。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次