Vietnam Foodspedia
Giant mud crab
アミメノコギリガザミ
脚やはさみに網目模様が走る、甲羅の幅が20cmを超えることもある大きなカニ。
Scylla serrata (Forskål, 1775)
アミメノコギリガザミ
Giant mud crab
Cua xanh(本種に使われる呼び名。トゲノコギリガザミを指す場合もある。)Cua bùn(本種にも使われる呼び名。中部のフエではトゲノコギリガザミを指す例もある。)
どんな食材?
河口やマングローブ、海沿いの泥底に暮らす大型のカニ。甲羅は緑色から黒っぽい色まで幅があり、太いはさみと脚に網目状の模様が出る。大きな雄では甲羅の幅が25〜28cmに達し、最大では重さ2〜3kgになる。
蒸した身は甘みがあり、濃い味わい。殻ごと蒸したりゆでたりして、殻を割りながら身を取り出して食べる。
ベトナムでの使われ方
ベトナムでは cua xanh や cua bùn と呼ばれる食用ガニの一つ。北部の港町 Hải Phòng では、海水と淡水が混ざる池で、魚やエビと一緒に育てる養殖例もある。
本種の学名で販売されるものには、蒸して丸ごと冷凍した商品もある。1匹200〜390g、400g以上といったサイズで売られている。
見分け方
はさみのすぐ手前にある、手首のような節(腕節)と脚の模様が手がかり。アミメノコギリガザミは、この節の外側に目立つ棘が2つあり、はさみから脚まで網目模様が広く出る。目と目の間に並ぶ4つの突起は高く、先が少し丸みを帯びて尖る。
トゲノコギリガザミ(Scylla paramamosain)は目の間の突起が三角形で、腕節の内側の棘を欠き、脚の網目模様は弱い。アカテノコギリガザミ(Scylla olivacea)は目の間の突起が低く丸く、腕節の棘も弱く、脚に明瞭な網目模様が出ない。体の色には幅があるため、模様と棘、目の間の突起を合わせて見分ける。
