Vietnam Foodspedia
Taiwan tai
タイワンダイ
五本のトゲで、覚えタイ!?
どんな食材?
タイワンダイは、タイ科タイワンダイ属の海水魚 Argyrops bleekeri です。体は左右に平たく、横から見ると背が高い卵形をしている。銀色の体の上部に桃色から赤みが差し、背びれの前方から細い棘が糸のように伸びる。
身はきめ細かく、なめらかな白身です。加熱するとほどよく締まり、だしも出るため、身とともにあらも料理に利用できる。
ベトナムでの使われ方
ベトナムでは食用魚として流通し、中部のニャチャンでも水揚げ地・市場を対象とした魚類調査で記録されている。
呼び名は cá miễn sành năm gai。末尾の năm は「五」、gai は「棘」を意味し、名前に「五本の棘」という言葉が含まれている。数字を使って 5 gai と書くことも。
見分け方
背びれの前端を見ると、ごく短い棘が1本あり、そのすぐ後ろから4〜5本の棘が長く伸びている。伸び方は若い個体ほど目立ち、成長すると体に対して相対的に短くなる。
よく似た Argyrops spinifer は、背びれの最前部に短い棘が2本ある。タイワンダイは1本なので、長い棘の前にある短い棘の数が識別点になる。
ベトナム語名の末尾にも違いがあり、本種の「5 gai」に対し、「4 gai」は Argyrops spinifer、「2 gai」は Evynnis cardinalis に使われる。ここでの数字は名前の一部で、目に見える長い棘を数えるだけで種を決められるわけではない。



