カオラウの麺

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Vietnam Foodspedia

Cao lầu noodles

カオラウの麺

ホイアン名物カオラウの、太く弾力のある米麺。

和

カオラウの麺(料理カオラウに使う専用の米麺を指す日本語表記。)

英

Cao lầu noodles(英語資料で用いられる表記。)

越

Sợi cao lầu(sợi は細長い麺などの「一本・麺線」を表し、カオラウ用の麺を指す。)Sợi mì cao lầu(現地資料でも見られる呼び方。mì を添えてカオラウの麺であることを明示する。)

どんな食材?

カオラウの麺は、ホイアンの麺料理カオラウの象徴的な米麺。米を挽いた生地を加熱しながら練り、灰を水に混ぜて澄ませた灰汁を加え、蒸す・こねる・薄く延ばす・切る・もう一度蒸すという工程で作られる。ゆでたフォーの麺のように柔らかく滑らかな食感ではなく、しっかりした弾力と歯切れがあり、淡い黄から黄褐色を帯びる。日本のうどんを思わせる食感で、起源については中国の乾撈麺にあるとするものと、日本から伊勢うどんが伝わったとする主張があるが、いずれも裏付ける史料は見つかっていない。

灰汁はこの麺の製法を特徴づけるが、原料や水の説明には時代や作り手による違いがある。ホイアンの遺産調査資料では、以前は Bá Lễ 井戸の水を使ったことや、複数の植物・薪の灰を使ったことが記録される一方、調査時点の製造所には購入した灰汁を使う例もある。そのため、現在のすべてのカオラウ麺が特定の井戸水や特定の島の灰だけで作られるとは限らない。

ベトナムでの使われ方

ホイアンでは、麺をさっと湯に通して器に盛り、豚肉、もやし、葉野菜や香草を重ね、豚肉の煮汁などの濃い汁を少量かけてカオラウにする。汁をたっぷり張る麺料理ではなく、太く弾力のある麺を具や少量の汁と混ぜながら食べる形が特徴だ。揚げた生地や豚皮などのカリッとした具を添える例もある。

生の麺はホイアンの飲食店向けに作られ、市場などでも扱われてきた。乾燥したカオラウ麺も作られ、遠方へ持ち帰る商品として販売される例がある。

見分け方

調理済みの麺は、ミークアンの麺に似た平たい形でも、より黄褐色がかり、噛むと硬めで弾力が残る。ホイアンの遺産調査資料では、ミークアンの麺より硬く、フォーやミークアンほど柔らかくないと記録されている。

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