Vietnam Foodspedia
Veal
仔牛肉
皮ごと楽しむスタイルは柔らかな仔牛ならでは!?
どんな食材?
仔牛肉は、まだ若い牛から取れる肉。仔牛肉のは一般にきめ細かく柔らかく、味わいは穏やかでほのかな甘みがある。赤身は成牛より淡い桃色に見えることが多い。
店頭では塊や薄切りの肉として扱われ、皮付きの肉も積極的に使われる。皮付きで食す場合、肉の柔らかさと皮の歯応えを一緒に楽しめる。
ベトナムでの使われ方
ベトナムの仔牛料理では、柔らかな肉に香草、酸味、たれの風味を重ねる食べ方がある。bê tái chanh(仔牛肉のレモン和え)は、肉を蒸して薄切りにし、レモン汁、レモングラス、唐辛子などで和える料理。皮付きの肉を使えば、柔らかな赤身と歯応えのある皮の食感が対照的になる。ライスペーパーで青いバナナや酸っぱいスターフルーツ、香草と包み、発酵大豆のたれにつける食べ方もある。
中部の Cầu Mống(ダナン市周辺の地名)に結び付く bê thui は、仔牛を火であぶり、薄く切って供する郷土料理。香ばしい皮と柔らかな肉を、野菜や香草とともにライスペーパーで包んで食べる。こちらは土地の料理として知られ、仔牛肉そのものを指す名前とは異なる。
家庭向けのサラダにも使える。若いシカクマメと細切り野菜に、香辛料をつけて両面を焼いた仔牛肉の薄切りを合わせるレシピでは、肉の柔らかな甘みと野菜の歯切れを組み合わせ、ピリ辛のチーズソースで仕上げる。
見分け方
成牛肉との違いは、肉の色だけでなく表示と切り口を合わせて見る。
- 売り名:thịt bê は仔牛肉、thịt bò は牛肉を広く指す。後者の表示だけでは仔牛肉とは分からない。
- 赤身:仔牛肉は比較的細かな肉のきめと淡い色が手掛かりになる。ただし濃い赤色の仔牛肉がないわけではない。



