Vietnam Foodspedia
Domestic pigeon meat
ハト肉
平和を祈りつつ、平和の象徴もいただきます!?
どんな食材?
食用に飼われるハトの肉。調理には一羽単位で使うことが多い。
よく利用されるのわ若いハトで、若鳥の肉は柔らかく、赤みを帯びた濃い色。鶏の淡白な胸肉よりも風味が強く、煮込むと穏やかな甘みとうま味を感じる。ベトナムの料理では、若鳥の柔らかな肉を粥や煮込みに生かす。
一羽の大きさは品種で異なる。ベトナムで肉用に飼われるフランス系品種の例では、生後約28日の若鳥が生体で約530~580gになる。
ベトナムでの使われ方
ハト肉の温かな食べ方の一つが、cháo chim câu(ハトの粥)。若鳥を小さく切り、ヌックマムや胡椒で下味を付けて炒め、米、緑豆、ハスの実とともに煮る。仕上げにネギや香草を散らし、柔らかい肉と米を熱い粥で味わう。
一羽を使った煮込みもある。bồ câu hầm hạt sen は、下処理した若鳥をハスの実やニンジン、ショウガなどと煮込む料理。肉と煮汁のうま味に、ハスの実のほくっとした食感が加わる。
こうした粥や煮込みは、病後の人や高齢者の体をいたわる滋養食として語られることもある。これはベトナムの食養生の考え方であり、食べることで病気が治るという意味ではない。



