Vietnam Foodspedia
Fermented tofu
発酵豆腐
小さな発酵豆腐をつぶせば、野菜にも肉にも合う濃厚なつけだれに。
どんな食材?
チャオは、豆腐を小さな角切りにして発酵・熟成させた塩気の強い調味食品。瓶や容器の中に、柔らかな豆腐の塊が漬け汁とともに入った姿で売られる。一辺約2cm程度の角切りが一般的。
発酵による独特の強い香りと、塩味、コクのある味わいが特徴。熟成した塊はつぶしてなめらかなペースト状にでき、少量でも料理の味を変える。白いタイプのほか、紅色の米を漬け込みに使う赤いタイプもある。
ベトナムでの使われ方
食卓では、チャオの塊を小鉢でつぶし、漬け汁に砂糖、ライム、唐辛子などを混ぜてつけだれにする。ゆで野菜や焼いた肉を付けて食べるほか、菜食の料理で野菜や豆腐に添える食べ方もある。酸味や甘みを足すことで、チャオの塩気と発酵の風味が一皿のたれになる。
鴨肉をチャオで煮る vịt nấu chao では、豆腐の塊と漬け汁を鴨肉にもみ込み、タロイモやココナツの水とともに煮る。米麺を添えたり、空心菜などを鍋にくぐらせたりして食べる。赤いチャオでも白いチャオでも作れるレシピがあり、食べる際に別添えのチャオだれを合わせることもある。
粥や麺に少し添えたり、肉の漬け込みや煮物の味付けに使ったりもする。豆腐そのものを主菜として食べるのとは違い、発酵した香りと塩味を料理に加える役割を担う。
見分け方
「おかゆ」を指す cháo(チャオ)との混同に注意したい。



