Vietnam Foodspedia
Threadfin porgy
エビスダイ
二本のトゲが看板、すり身にもなるタイの仲間。
どんな食材?
ヒレコダイはタイ科の海水魚 Evynnis cardinalis である。体は楕円形で左右に強く平たく、銀色の光沢を帯びた赤〜桃色をしている。背びれの前方にある2本の棘が、糸のように長く伸びる。
全長は最大で約40cmに達する。尾びれの先は上下に分かれている。水深5〜100mの沿岸の砂泥底にすむ。
ベトナムでの使われ方
ベトナムではすり身の原料にも使われ、冷凍の加工原料として販売されている。
別名の cá bánh đường という呼び名では、鮮魚も販売されている。この名の魚の料理には、パイナップルやトマトと煮るもの、炭火焼き、蒸した魚を生野菜とライスペーパーで巻くものなどがある。丸ごとカリッと揚げ、細切りの青マンゴー入りのヌックマムだれを添える食べ方もある。
見分け方
よく似たチダイ Evynnis tumifrons とは、背びれの棘の長さと青い斑点の並び方で見分ける。ヒレコダイでは、前から4番目の棘が5番目の3倍を超えるほど長い。チダイでは2倍未満にとどまる。
体側のコバルトブルーの小点が、何本もの線を描くように並ぶのも識別点である。チダイの青い斑点は散らばって見える。



