ドリアン

ドリアンのイラスト。
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Vietnam Foodspedia

Durian

ドリアン

強い香りと、甘く濃厚でクリーミーな果肉が特徴の果物。

学

Durio zibethinus L.(Kew Plants of the World Online が受容する学名。)Durio acuminatissimus Merr.(Kew Plants of the World Online で Durio zibethinus の異名とされる。)

和

ドリアン

英

Durian

越

Sầu riêng(ベトナムでの一般的な呼び名。)

どんな食材?

ドリアンは、硬い棘に覆われた大きな果実の中から、種子を包む柔らかな果肉を食べる熱帯果樹。熟した果肉は白から黄色で、甘く、脂肪感のある濃厚な味わいと柔らかくクリーミーな食感をもち、強く特徴的な香りがある。果肉の色や硬さ、繊維の出方、香りの強さは品種によって差がある。

ベトナム語では sầu riêng と呼ぶ。ベトナムでは Ri-6、Cơm Vàng Sữa Hạt Lép、Hạt Lép Đồng Nai、Khổ Qua Xanh などの品種が出回っており、果肉が黄色く柔らかなもの、締まって比較的乾いたもの、繊維が目立つものなど性質も一様ではない。

ベトナムでの使われ方

ベトナムでは熟した果肉をそのままデザートの果物として食べるほか、果肉の甘さと香りを生かして、アイスクリーム、甘いぜんざいの chè、もち米料理の xôi、スムージー、ドリアンクレープなどにも使う。果肉をなめらかにつぶして甘味に加えたり、もち米に合わせたりするため、果肉そのものの強い香りが料理の風味の中心になる。

実際にホーチミン市では、もち米に大きなドリアン果肉を合わせた xôi vò sầu riêng が販売された例がある。2026年にカントーで行われた催しでも、生果に加えてドリアン入りの chè、クレープ、平たいもち米菓子など複数の加工料理が提供されており、生食と菓子・甘味の両方で使われる果肉であることが分かる。

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