ツボクサ

ツボクサのイラスト
  • URLをコピーしました!

Vietnam Foodspedia

Asiatic pennywort

ツボクサ

丸い葉を和え物に、緑の搾り汁を冷たい飲み物にするベトナムの葉野菜。

学

Centella asiatica (L.) Urb.

和

ツボクサ

英

Asiatic pennywortGotu kola

越

Rau máTích tuyết thảo(薬草としても用いられる呼び名。)

どんな食材?

地面を這う細い茎から、長い葉柄を立ち上げる小さな多年草。丸みのある腎臓形の葉は直径およそ2~5cmで、縁には浅い波形の切れ込みが並ぶ。やわらかな葉と葉柄を、青菜として食べる。

ベトナム語では rau má。rau は「野菜」、má は「頬」を表す言葉で、その丸い葉を人の頬になぞらえた呼び名とされる。葉にはほのかな苦味があり、緑の香りとともに料理や飲み物に使われる。

ベトナムでの使われ方

生の葉は gỏi rau má(ツボクサの和え物)にする。薄切りの牛肉を炒め、玉ねぎやにんじん、葉と合わせて、ライムやレモンの酸味、砂糖、魚醤などの調味液で和える。葉をそのまま食べるほか、ひき肉や小エビと煮た汁物にもなる。

もう一つの食べ方が、鮮やかな緑色の nước rau má(ツボクサの飲み物)。洗った葉や葉柄を水とともに細かく砕き、濾した汁を氷や砂糖と合わせる。柔らかく煮た緑豆やココナッツミルクを加えると、豆のほくほくした味わいとココナッツのコクが重なる。

こうした冷たい飲み物は、暑い時期に体の熱を冷ますものとして飲まれる。体を冷ますという考え方は伝統的なもので、冷たい飲み物としての楽しみ方にも結びついている。

見分け方

葉の形はほぼ丸く、葉柄の付け根側がくぼんだ腎臓形。葉脈がその付け根から放射状に広がり、縁に丸みのある浅い切れ込みが並ぶ。細い地這い茎の節から根と葉が出るのも特徴。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次